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諸星先生(野球部監督)の取り組みが記事として紹介されました。

投稿日2021/2/22

本校野球部の監督・諸星先生の取り組みが記事として紹介されています。ご一読ください!

 

■こどもの意欲をそがない指導を「学童野球アンケート」

https://www.bbm-japan.com/amp/article/detail/15010

 

■happy baseball~野球小僧を増やそう~

〇調査の動機

本校野球部の活動の一環として、昨年の1月に「チームに戻ろう」という企画を実施し、目的は本校野球部員の「現在地を知ること」でした。自らが所属していた小学生チームまたは中学生チームの活動に参加して「自分にはどんなことできるのか」というテーマのもと1日を過ごし、その後、発表会を実施しそれぞれの取り組みを部内で共有しました。

 

この取り組みが「野球の素晴らしさを伝えること」を考えるきっかけとなりました。

また、スポーツ指導現場での体罰問題、また野球人口の減少(野球離れ)が報道で取り上げられる機会も少なくなく、小学生野球チームの現場では「何が起こっているのか」そして、選手や保護者は「何を感じているのか」を知りたい気持ちが湧いてきました。

選手・保護者の思いや気持ちを知ることで初めて芽生える指導者の感情があるのではないか。時代が求めている指導者、またはチーム組織とはどんなものなのか。それを調査し発表することで指導現場の変化と野球人口の増加のヒントになればと思い調査に至りました。

 

〇調査を終えて

 集計作業をしていく中で、データとして読み取れたものは、

「活動時間に対する保護者の負担」

「変化する子育て観」

「保護者が求める指導者のコーチングというスキル」

「チーム方針を明確に公表する」

など、といったようなことが挙げられます。

 

これは学童野球だけに限らず、我々教育的立場にいる人間にはとても大切なことだと感じています。この情報が、野球界からスポーツ界、スポーツ界から教育へとたくさんの方々に届くことを願っています。

 

最後に、アンケートに協力していただいた全国の皆様にこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

我孫子二階堂高等学校 諸星邦生