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校長だより(在校生の皆さんへ)5月29日

投稿日2020/5/29

在校生の皆さんへ(校長だより) 5月29日

 

やっと長いトンネルは抜けましたが、道はデコボコの舗装されていない道でした。新型コロナ問題以前の生活に戻る日は予測がたちません。第2波が来る可能性を低くするためには、皆さんの協力が不可欠です。お互いに励ましあって生活していきましょう。

普通に高校に通えることが当たり前と思っていた皆さん。この機会にそうではないと気づいたことでしょう。皆さんが高校に通えるのは、皆さんの未来に期待し、それを応援し、支えて下さる多くの方がいるから可能なのです。このことにあらためて感謝しましょう。

これからも、何かで「失敗したら身から出たさび、成功したらお陰様」という気持ちで生活していきましょう。

先週は自己肯定感について書きましたが、少し付け足します。「自分が大切な人間である」と思えることを「自己肯定感」と言います。自分を大切だと思えることによって、同様に他の人も大切であると理解できるようになります。自分が大切だと思えるようになるために一番分かりやすいのは、「人の役に立てた」と思えることです。

私が好きなクリスマスソングに「赤鼻のトナカイ」があります。トナカイは鼻が赤いという理由でいじめられて、いつも泣いていました。ところが、クリスマスの夜に、サンタのおじさんがこう言うのです。「暗い夜道はピカピカの お前の鼻が役に立つのさ」と。そこでトナカイさんは「今宵こそは」と喜んだわけですね。「役に立つ」という感覚は自分が大事な人間であると思える、確かな理由になります。「何かを努力して、一所懸命やったこと」によって能力をつけることが、自己肯定感という心の安定を得る確実な方法だと思います。

「成功の反対は何もしないこと」。コメディアンの萩本欣一さんは「初めてに失敗はない。何故なら、比べるものが無いからだ」と言っています。人生に失敗はありません。常に選び直せばいいだけです。どうか一度しかない高校時代。多くのことに挑戦してみよう。

人はやる気がなくても決心することができるし、やる気が無くても全力でやることができる不思議な生き物です。だから、とりあえずやることを決めて全力でやってみるといい。やる気は後からでもついてきます。

皆さんの明るい笑顔をまた朝の校門で見られるようになりますね。とても楽しみです。

 

追伸

先日、思いがけず1年生の保護者の方から、大変心のこもった丁寧なご挨拶文と一緒に先生方と事務職員のためにと、手作りマスクを頂戴しました。教職員一同、驚きと共に大変感激致しました。本当にありがとうございました。